ギラについて語る3
ギラは「恋愛工学」のACSモデルにおけるCフェーズで唱えるものであり、ラポールを築くことで発動条件を満たす。
前回の記事「ギラについて語る2」ではここまで語りましたが、今回は実際Cフェーズの戦い方を説明しよう。
てか、よく考えたら、ギラについて語ると言いながら前段階の説明しかしていないことに気づきました。
でもギラを唱えるためには必要不可欠な要素なので、前段の話が長くなり申し訳ないですが最後まで読んで頂けると嬉しいです。
Cフェーズの考え方は人それぞれ微妙に違っているかも知れないが、僕はCフェーズを前半戦と後半戦に分けて考えています。
今回の「ギラについて語る3」ではCフェーズ前半戦について語ります。
【Cフェーズ前半戦】
仕事や趣味の話、休日の過ごし方などの無難な話をしながら女性に8割以上話させることを意識する。
そして自分はニコニコしながらフンフンと相手の話に頷き、時には大げさに笑ったりリアクションをとったりしていく。
そしてNLPの4つのテクニックを会話に挟む。
それは①バックトラック②イエスセット③ペーシング④ミラーリングである。
①バックトラック
簡単に言うと「おうむ返し」です。
例えば、「このパスタ美味しいね!」って女性が言ったら「そうだね!パスタ本当に美味しいね!」と返したりする。
そのまんま同じセリフを返すと、ちょっと心理学やNLPの知識がある人に「こいつ露骨にバックトラックしてきたわ!キモッ!」と思われる可能性があるので、多少セリフを変えることをお勧めします。
あと、やり過ぎると変なヤツだと思われるので適度にやるのが大事です。
②イエスセット
相手にイエスと言わせること。
相手が「はい」や「うん」など肯定的な返しをせざるをえないトークを投げかける。
例えば、暑い日に「今日めっちゃ暑いね!」と言うと相手は「そうだね!」とか「うん、暑いね!」とかいう風にイエスの返事しか出来ない。
このように強制的にイエスと言わせるテクニックを「イエスセット」と言う。
なぜイエスセットをするかというと、相手にイエスを沢山言わせることで心理的にノーと言いづらくさせる。
つまり、イエスセットを積み重ねることで、ギラやホテル打診に対するグダを低減出来るのだ。
③ペーシング
相手の会話のペースに合わせること。
例えば声の大きさ、話すスピード、笑うタイミングなど。
これはバックトラックと違い露骨にやっててもバレないので、アポのスタートからゴールまで全力でペーシングしましょう。
アポの日に待ち合わせで女性と合流した瞬間、心の中で「ペーシングスイッチON!」とつぶやくとなんかかっこいいです。
相手の動きをマネすること。
ただし、さりげなく、そしてやり過ぎないこと。怪しまれるので笑。
僕はかつてアポの時、ミラーリングした後相手に「ミラーリングって知ってる?」と言われたことがある。
お酒を飲む動作をミラーリングしたが、動作が露骨過ぎたのだ。
あからさまにやりすぎると、ちょっとNLPかじった人にバレてしまう危険性があるので、あくまでもさりげなくがポイント。
NARUTOという漫画にシカマルというキャラがいるんですが、僕はミラーリングと聞くと彼の「影真似の術」という術を連想させられます。
上の画像のように自分の影と相手の影を繋ぎ合わせ、相手の動きを縛る術です。術にかけられた者は術者と同じ動作を強いられる屈辱的な術なのです。
ミラーリングをした後は「影真似の術、成功!」と心の中でつぶやくとテンション上がります。
さて、これでCフェーズ前半戦の解説は終了。2時間飲み放題だったら1時間くらいで前半戦終わらせたいですね。
それでは!