著書『僕は愛を証明しようと思う。』を読めば、非モテ男の人生が変わる。
「恋愛工学」という学問を知っているだろうか。
藤沢数希さんが「金融日記」というメルマガで紹介している恋愛理論であり、進化生物学や心理学の知識をナンパに応用し、恋愛という分野を科学の域まで高めた学問である。
著書「僕は愛を証明しようと思う。」は、その「恋愛工学」を題材にした小説である。
この小説の主人公である「わたなべ君」は、弁理士として特許事務所で働いている普通の社会人で、付き合っている彼女もいて、そこそこ充実した毎日を送っている。
しかし、あるとき彼は、彼女が浮気をしているという事実を知ってしまうのだ。
だが、彼はそれを許してあげた上に、クリスマスに30万のバッグを買ってあげたのにもかかわらず、その後彼女とは音信不通になるという、無残な振られ方をされてしまう。
とある日の夜、彼は友人とバーで飲んでいる時に店内で、仕事の取引先である永沢さんを見かける。それから、永沢さんがバーの店内で初対面の美人な女性に話しかけ、そのままキスをするところを、彼は目の当たりにする。
そして、自分も同じようにモテたいと思った彼は、永沢さんに懇願し、モテるための秘密のテクノロジー「恋愛工学」を教えてもらうことになる。
こうしてわたなべ君の恋愛プレイヤーとしての物語は始まり、彼は永沢さんの手ほどきを受けながら、徐々に「男」として成長していくというストーリーである。
僕はこの小説を読んだとき、自分の体験と凄く重なるところがあると思った。
それは、主人公のわたなべ君が永沢さんに恋愛工学を教わるように、実は僕も3年くらい前に、とある女性に恋愛工学を教えてもらったのだ。
その女性は出会い系アプリでLINE交換した人で、1度も会ったことはないが、いつも僕の恋愛相談に乗ってくれて、恋愛工学についても色々と教えてくれるメル友だった。
時には女性とのLINEのやりとりをスクショで送り、次にどういった返信をすれば良いか聞いたり、デートで使うお店を相談したり、どういう風に手をつなぎキスをすればいいのか、などライトな内容から生々しいディープな内容まで色々と教えてもらった。
それから、僕は、自分でももっと「恋愛工学」について勉強したいと考え、彼女が勧めてくれたメルマガ「金融日記」を読み漁り、恋愛工学によりハマっていったのだ。
それを学べば学ぶほど、恋愛において常識だと思っていた事が、偽りであると知り、自分が「なぜ今までモテなかったのか?」という疑問を解消させてくれた。
例えば、恋愛工学に「非モテコミット」という言葉がある。
これは、まだセックスしていない女性のことを好きになってしまい、四六時中思い出してしまう人のこと、またはその状態をいう。
非モテコミットになってしまうと、女性はその男のことを「気持ち悪い」と思い、いくらその女性1人に心を込めてアプローチしたとしてもその恋愛は成就しないのだ。
僕が今まで片思いをして振られていった理由は、僕が非モテコミットをしてしまったのが原因であったと今では分かる。
それほど非モテコミットという概念は、恋愛において非常に重要であり、世の中の非モテで日々辛い思いをしている男性は、一秒でも早く知らなければならないと思う。
また、非モテコミット以外にも、この小説は多くの恋愛理論を教えてくれる。
女性はどんな男性に惹かれるのか、そしてどんな男性を好きになるのか。
女性と出会ってからセックスするまでの方法やそれを効率化するための戦略を僕らに教えてくれる。
その恋愛理論を知ることで、女性にモテず苦しんでいる男性は必ず救われると思う。
なぜ、そんなことが言えるのか?
それは恋愛工学を学ぶまでの25年間、彼女が出来なかった僕が言うんだから間違いない。
僕は中学高校と男子校、大学は理系大学で過ごしてきて、女性に対する苦手意識は人一倍強かった。そして、25年間非モテで苦しみ、女性と会話することさえままならなかった。
そんな僕が証明したから安心して勉強して欲しい。
そして、まずは著書「僕は愛を証明しようと思う。」を読んでみよう。
僕は小説の主人公であるわたなべ君のように非モテだった人生を変えることができた。
自分を変えるにはとても勇気が必要である。
だが、一歩一歩とゆっくり進んで行けば、いつかは達成できるはずだ。
その第一歩として、この本を手に取って欲しいと僕は思う。