街中で初対面の女性に話しかける「声かけ」活動が1000回を超えた件
「声かけ」とは、あえて言葉を濁すが、ようは女性に声をかけて、ご飯に誘ったりするカタカナ3文字のアレである。
僕は、この活動を「究極の自己啓発」と考えており、週2.3回ほど行っている。
なぜ究極の自己啓発かと言うと、それが究極的に辛い活動であるからだ。
人間は、辛いことに耐えれば耐えるほど、強くなっていく生き物だと思う。
鉄のように、叩けば叩くほど強くなるのだ。
そんな声かけ活動だが、始めたのは去年の12月からで、約8ヶ月ほど継続している。
そして、最近ようやく、声かけ数が1000回を超えたのである。
今日は、街中で初対面の女性に1000回声かけた僕が、始めた頃と比べ、自分の中で何が変わったのかを語りたいと思う。
メンタルが強くなった
まず、声かけの抵抗感が無くなる。
最初のうちは、声かけの抵抗感が強く、立ちすくんでしまい、まるでお地蔵さん状態だった。
声かけしても無視されることがほとんどであり、その辛さは、ボディブローのようにメンタルに響くのだ。
無視率は感覚的に8割くらいだろう。
そんな厳しい戦いを路上で繰り広げていくのだ。メンタルがボロボロになるまで。
しかし、慣れとは恐ろしいものである。
今では声かけして、無視されてもあまり辛くなくなった。
ボディブローのように効いていた女性の無視が、今では左ジャブをペチペチ当てられるくらいでほぼノーダメージである。
それほど、頑丈なハートを手に入れたと思う。
テンションをコントロールできるようになった
僕は、いわゆる「陽キャラ」のように普段からテンションが高いキャラではない。
むしろ普段は極力省エネで生きたいと思っているので、テンションの低い「陰キャラ」モードで生きている。
なぜなら、テンションを上げることが凄く疲れるから。
しかし、女性に声をかけるときは、ある程度テンションを上げないといけない。
テンションが低い男は、「この人つまらなそう...」と思われてしまい、誘いに乗ってはこないからだ。
僕は、日々の声かけ活動のおかげで、テンションを上げるスイッチをいつでもオンにすることが出来るようになった。
コミュニケーション能力が上がった
見知らぬ人にいきなり話しかけられて、無視する人が多いが、会話してくれる人も中にいる。
しかし、初対面の人と会話をし、最終的にはご飯やお茶に誘うことを考えると、ただ闇雲に会話するだけでは中々上手くいかない。
それには「相手を楽しませる」という意識が必要であり、ほんの5分、10分の間で相手を楽しませ、信頼してもらわなければならない。
会話の内容ももちろん大事だが、声の大きさやトーン、顔の表情や姿勢などの非言語部分も重要であり、声かけ活動を行うことによって、総合的なコミュニケーション能力を鍛えることができる。
以上。
実際はもっと色々あるけど、大きく成長したのはこの3つかな。
次の目標は2000回にしよう。
さらなる自分の成長に胸を膨らませ、今宵も街に出る地蔵探偵であった。