「健康」について、ゆるく語ろうと思う。
健康になるために、「食事に気を遣え」とか、「日々運動しましょう」とかよく言われている。
肥満体型の人は、運動しなさいと言われ、血糖値が高い人は糖質制限しなさいと言われるし、腎臓が悪い人は塩分を控えなさい、と言われる。
運動は、極端に激しい動きの場合、もしかしたら体に負担がかかるかもしれないが、基本的に体を動かすことが「健康によい」と大抵の人は理解していると思う。
一方、食事についてはどうだろうか。
健康的な食事を取るためには一体何に気を遣うべきなのか、正しい知識を持っている人は以外に少ないのかも知れない。
なぜなら、ほとんどの人の健康に関する知識は、主に「テレビ」などのメディアから得ている情報だから。
「テレビ」は食品メーカー等がスポンサーとなっている以上、食品の売り上げに悪影響を与えるような知識は、たとえ健康において重要な知識であっても、テレビからは基本的には流れないのだ。
牛乳は健康に悪い?!
その一例として「牛乳」が挙げられる。
牛乳という商品は、CMでもよく宣伝され(最近はほとんどテレビを見ないから分からないけど、昔はよくやってたと思う)、健康によいとイメージがあり、「カルシウムを手軽に取るなら牛乳」と考える人は多いと思う。
そういった宣伝効果のせいなのか、僕は、小さい頃から牛乳を飲まされ続けていた。
小学校では毎日給食で出てくるし、学校の先生も親も、「大きくなりたいなら牛乳をたくさん飲もう」と口を揃えて言う。
栄養士や医者も、牛乳を飲めば骨が強くなると言うもんだから、僕もそれが正しいと思い続けていた。
しかし、本当にそうなのだろうか。
色々と健康について勉強してみると疑問が湧いてくる。
なぜなら、牛乳はミネラルバランスも悪いし、日本人は遺伝的に、牛乳などの「動物性タンパク質」を消化するのに向いてない体質だと言われている。
そして、未消化の動物性タンパク質は、腸内の悪玉菌の餌になり、腸内環境の悪化に繋がる。
さらに、人間の免疫は7割くらいは「腸」にあるので、腸内環境の悪化が免疫の低下に繋がり、様々な病気の原因になると言われている。
こういったリスクを知っている人はどれくらいいるのだろうか。
「牛乳は健康にいい」などの、「世間の常識」を疑う人はきっと少ないと思う。
常識とは、偏見である
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことである」と天才物理学者のアインシュタインは言った。
自分が常識だと思っている事は、本当はただの偏見でしかない。
正しい知識を得るためには、常識を疑う姿勢が大事だと、僕は思う。
また、アインシュタインは「何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上に良い方法はない」とも言った。
僕はこれからも、自分が信じている健康生活(1日1食生活など)を自分自身で経験し、学び続けようと思う。