地蔵探偵の自己啓発ブログ

お地蔵さんが恋愛、読書、健康などを語る。

自称健康オタクの僕が「1日1食」について語る。

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僕は1日1食しか食べない。

 

「急に何を言い出すんだコイツは?」と思った方は多いかも知れない。

 

1日のうち食べるのは基本的に夜ご飯1回のみであり、会社の昼休みは大体読書をするか昼寝をして時間を潰している。

 

最初この生活を始めたころは、周りから冷たい目で見られ、「なんの修行してるの?笑」とか「変な宗教でもやってるの?」とか言われイジられて来た。

 

しかし、この生活を1年間も継続していると、たまに会社で昼ごはんを食べたときに「え?なんで昼ごはん食べてるの?」と、食べることを逆にイジられるようになってしまった。

 

世間では「1日3食しっかり食べないと体によくない」だとか「成人は1日〇〇kcal取る必要がある」みたいな、根拠のない常識を鵜呑みにしている人が多い。

 

だが、僕は1日1食生活を1年継続して、健康診断もA判定になったし、体重も理想的な数値に落ち着いた。もちろん、リバウンドは全くしていない。

逆に身体は健康になったし、余計な肉が落ちて大分見た目の雰囲気も良くなった。

 

今回はそんな変人的な食生活をしている僕が「1日1食」について語ろうと思う。

 

まず、なんで急にその生活を始めたのかと言うと、僕は読書が趣味で、たまたま見つけたこの本を読んで影響されたからだ。

3日食べなきゃ、7割治る

3日食べなきゃ、7割治る

 

最初はこの本のタイトルの意味が分からなかった。

「いや、3日食べなかったら死ぬだろ!」ってツッコミながらも、タイトルが気になって仕方なかったので購入して読むことにした。

 

そして、本を読んだ後、僕が今まで人生で培ってきた常識は、いとも簡単にひっくり返されてしまった。

 

それから、この本がきっかけで僕は「断食」という概念を知ることになる。

 

「1日1食」は断食の種類の1つであり、ご飯を食べてから次の食事までまるまる1日空くことから「1日断食」と言われている。

 

この生活を通して、僕は「健康」とは何か?という命題に対し、真面目に考えるようになった。

 

断食は不健康だと思う人は結構多い。たしかに栄養が無いと生物は生きてはいけないし、食を断つ事は栄養を断つ事であるため、不健康だと思われてもしょうがない。

1日3食食べないと体に栄養が足りないというのが現代栄養学の考え方になっているから。

 

しかし、僕らの体は食べ物を消化して吸収したものしか栄養にはならない。

 

つまり、1日3食も食べると体の消化活動が追いつかず、未消化の食べ物は栄養にはならないのだ。

 

そして、1日に3食も食べることで、その食べすぎた余分な食物は腸内に宿便として残り、腸内環境は悪化する。

 

人間の免疫の7割は腸内にあると言われているため、腸内環境が悪化することであらゆる病気の引き金になる。

 

だから、この「飽食」の時代に生きる僕らには断食が必要なのだ。

 

ここで、空腹時間を1日空けることでどんなメリットがあるのかを列記する。他にもあるが代表的なものは以下の通り。

  • 体重や体脂肪が適切な数値になり見た目が美しくなる
  • お金が貯まる
  • 趣味に費やす時間が増える
  • 新陳代謝が活性化する
  • 免疫力が上がる
  • 味覚が鋭くなる
  • 睡眠の質が向上する

 

などが挙げられる。

これだけメリットがあれば、やらない理由はないと考えるのは僕だけではないはず。

 

ちなみにデメリットを挙げると

  • お腹が空く
  • 筋肉が落ちる

 

などである。

 

デメリットはいくらでも対策出来るのであまり気にすることないし、それに対して得られるメリットの方が大きいと僕は思う。最初は空腹で辛い時もあるが、半年ほど継続すれば慣れてくるはず。

 

ちなみに、芸能人でも「1日1食」を実践している人はたくさんいるが、有名どころで言うと

 

などがいる。

体操選手でオリンピックの金メダリストである内村航平さんも1日1食しか食べないらしい。

なんでも鉄棒でくるくる回ってる時に胃の中に食べ物が入っていると気持ち悪くなるんだとか。

 

これだけ有名な人が実践してるし、1日1食や断食に関する本は数多く存在し、勧めている医師も多い。

 

いまはまだ「1日3食主義者」に比べ、「1日1食主義者」はかなりマイノリティかもしれない。

 

そして、「1日1食主義者」は世間からは冷たい目で見られているのが現状であり、両者の論争は平行線で、真の「健康」を証明するにはまだまだ時間がかかるだろう。

 

僕は、健康について真剣に考えている1人の「1日1食主義者」として、その行く末を見守り、その真の「健康」が証明されるのを気長に待つことにしている。